城崎温泉に「かに王国」誕生! ズワイガニで温泉街も大繁盛!

2021/11/05 20:05

カニポーズでかに王国の開国を祝う国王や大臣ら=5日午前、豊岡市城崎町湯島

 ズワイガニ漁の解禁を翌日に控え、兵庫県豊岡市城崎町湯島のJR城崎温泉駅前広場で5日、PRに取り組む「かに王国」の開国式があった。城崎温泉観光協会や旅館関係者がカニ漁の安全と温泉街の繁盛を願った。 関連ニュース 韓国ドラマ「イカゲーム」のヒットで、型抜き菓子に脚光 “国内唯一”のメーカーは大阪にあった 昨秋のGoTo特需で明暗 カニ漁「メリットしかない」、民宿「危ういカンフル剤」 おうち飲みにもぴったり、プロが作ったカニカマの燻製が話題に 「からしマヨで酒が止まらなくなる」

 かに王国は同協会が1981年に「建国」。毎年この時期から翌年3月末ごろまでカニをアピールする。
 新型コロナウイルスの影響が懸念される中、今年は兵庫県内での旅行費用を割り引く県の支援キャンペーンが後押し。同協会は「宿泊客は体感的には例年の8割程度に戻った」とする。
 この日は、地元の温泉寺の住職による法要でカニの豊漁を祈願した後、同協会の高宮浩之会長ふんする国王や、役員らが務める大臣6人が入場。国王が「全ての観光客を国賓として敬い歓迎したい」と宣言し、内閣一丸となって温泉街を盛り上げることを決意した。(石川 翠)

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