お国自慢の頂上決戦へ、3チームが意気込み 神戸新聞フェス

2021/12/23 19:32

(メイン)お国自慢サムネイル

 「内輪ウケ」と言われるかもしれない。「テレビ番組の質に比べれば」と指摘されるかもしれない。「この忙しい年末に」という時期的なデメリットもあったかもしれない。さまざまな課題を含みつつ、神戸新聞社は12月18日夜、一つのオンラインコンテンツを生配信した。 関連ニュース クリスマスの夜はオンラインで「神戸新聞フェス2021」 超人気作家の新コンテンツ発表、タンタン映像も! 「神戸新聞フェス」お国自慢、阪神チーム決勝へ 応援ありがとうございました 新聞記者が「お国自慢」動画で対決 18日午後6時から予選ラウンド配信 視聴者が審査員

 兵庫五国(摂津、播磨、但馬、丹波、淡路)にある本社・総局に勤務する記者たちが6チームに分かれ、「食」と「歴史・文化」をテーマに激突する「ひょうご お国自慢対決」。25日に予定されるオンライン番組「神戸新聞フェス2021」のメインコンテンツで、その予選ラウンドを18日に行った。
 第1試合は、淡路(淡路総局)VS播磨(北播総局)。
 淡路は、モーツァルトの音楽を流して育てた乳牛のミルクと、洲本の観光地として知られる「淡路島モンキーセンター」をPR。対する北播は、濃厚な味わいが特徴の加西特産のニンニクと、甘い醤油だしの播州ラーメンを紹介した。
 第2試合は、丹波(丹波総局)VS但馬(但馬総局)。
 丹波は、丹波栗のモンブランを一度に食べた人数でギネス記録に挑戦する高校生たちの取り組みと、風呂おけでボールを打ち返す「桶ット卓球」という丹波篠山発祥の変わり種で臨んだ。一方、但馬は、但馬牛という常道をあえて外し、温泉を活用して養殖する香美町のスッポンでアピール。便数が少ない弱点を逆手にとった、空港上空で楽しめるスカイダイビングとの合わせ技で対抗した。
 第3試合は、摂津ダービーの神戸本社VS阪神総局。
 神戸は、お嬢様と執事のドラマ仕立てで挑み、チョコレートと夜景の魅力を、迎え撃つ阪神は、甘酒と、川西などで広がりを見せるニュースポーツ「モルック」を取り上げた。
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 一部、技術スタッフの手を借りたものの、それぞれの地域で働く記者たちが、素材選びから企画、構成、撮影、編集まで自分たちで手掛け、出演者としても、生配信のプレゼンターとして地元の魅力をPRした。 予選ラウンドの審査方法は、3試合とも視聴者投票で行われ、淡路、但馬、阪神総局の3チームが25日の頂上決戦にコマを進めた。
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 頂上決戦は25日午後7時ごろから生配信予定。視聴者に加え、3人の審査員による投票で初代のチャンピオンが決まる。動画を入れ替えてくるチームも想定され、予選ラウンドを見た人も、そうでない人も楽しめる構成となっている。(小川 晶)
アクセスは こちら から
◇決戦へ3チームが意気込み◇
【淡路総局】中村有沙記者
 「牛とサルたちのパワーで予選ラウンドを勝ち進むことができました。頂上決戦では、淡路島の魅力を伝える新たなカードを出しますよ! ぜひ、楽しみにしていてください」
【但馬総局】石川 翠記者
 「獲れ獲れぴちぴち但馬総局~♬ 食で夢呼ぶ、文化で人呼ぶ但馬のネタは、頂上決戦の優勝間違いなし! 最後の最後まで気を抜けない場面の連続。見逃せませんよ」
【阪神総局】竹本拓也記者
 「優勝候補の一つ、神戸に勝利し、勢いは増すばかり。決勝には超豪華な顔ぶれが登場します。オンリーワンよりナンバーワンです。頂上決戦までの伸び代? まだまだありますよ~!!」

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