発生27年「1・17のつどい」 参加者は過去3番目の少なさ

2022/01/17 10:00

発生時刻に合わせて手を合わせる人たち=17日午前5時46分、神戸市中央区加納町6、東遊園地(撮影・鈴木雅之)

 阪神・淡路大震災から27年となった17日、神戸市中央区の東遊園地では、市民団体や同市による「1・17のつどい」が開かれた。夜明け前から多くの人が集まり、午前7時までの参加者は約4千人と昨年より約1500人多かった。 関連ニュース <記憶を見る 人と防災未来センターから>5時46分で止まった時計 震災27年 安置場所で弟の遺体見逃し 傷ついた顔、気付けず今も涙 「1・17」今年も慰霊へ 神戸・六甲山に「1・17」の文字浮かび上がる 震災の記憶を次世代に

 今年は、東遊園地再整備に伴う工事で出入り口が限られており、混雑防止のために分散での来場が呼び掛けられていた。
 統計が残る2008年以降では、激しい雨が降った18年の約3700人に次ぐ3番目の少なさ。発生から20年の15年には同時刻までに約1万4千人が訪れていた。
【特集ページ】阪神・淡路大震災

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