高齢者ワクチン3回目接種、前回からの間隔「6カ月」に短縮 県設置の大規模会場
2022/01/19 20:35
新型コロナウイルスのワクチン接種=神戸市中央区港島南町2、市立医療センター中央市民病院(資料写真)
兵庫県は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、西宮市と姫路市に設置している大規模接種会場で、65歳以上の一般高齢者を対象に、2回目からの接種間隔を「7カ月以上」から「6カ月以上」に短縮して接種を始めた。
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同会場では14日、2回目接種から7カ月以上たった高齢者らを対象に接種を開始。その後、国が一般高齢者の接種間隔を「6カ月以上」に短縮できるとし、県もその方針に合わせた。
予約は1、2回目の接種券番号でできるが、接種当日には各市町が発行する接種券が原則必要。届いていない場合は各市町に相談する。県のインターネット予約システムでは、接種間隔が6カ月未満の人も予約できるため、いつから3回目接種の対象になるのか、自ら計算して予約しなければならないという。
1月20日までに対象となるのは、昨年7月20日までに2回目接種を終えた人。デジタル庁が公表するデータでは、同日までに2回目を接種した県内の高齢者は約107万人(接種率67・6%)に上る。(高田康夫)
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