パラスポーツの躍動感、絵画で表現 県内受賞者決まる

2022/02/09 20:14

東京パラの女子走り幅跳びを点描で表現した、尼崎市立身体障害者福祉センターの縄威庸さんの作品

 兵庫県内でパラスポーツを推進する「障害者スポーツネットひょうご」などが募った絵画の受賞作品16点が決まった。2010年から続く企画で、今回は募集期間が東京パラリンピックと重なり、計4部門に個人・団体から過去最多となる171点が寄せられた。 関連ニュース 神戸世界パラ陸上、8万4千人がに入場 グッズ完売相次ぐ パラ陸上・山本さん、引き際を悟る 競技哲学は「可能性ある限り」 記者コラム<ハーフタイム> 世界パラ陸上 躍進ブラジル、金メダル19個 2016年のリオ・パラで国挙げ強化 政府が活動費の8割超支出

 一般の部で、県障害者スポーツ協会長賞を受けた縄威庸さん(尼崎市立身体障害者福祉センター)は東京パラの女子走り幅跳びを点描で表現。義足の選手の跳躍シーンを切り取っている。高校生の部で、障害者スポーツネットひょうご賞に輝いた松本想来さん(県立東はりま特別支援学校)は、車いすバスケットボール男子の日本代表選手を躍動感たっぷりに描いた。(有島弘記)
 他の受賞者は次の通り。(敬称略)
 【神戸市長賞】幼児小学生の部 淵田芯帆(KIKUKO ART SCHOOL)浜崎湊右(KIKUKO ART SCHOOL)県立のじぎく特別支援学校おおぞら分教室
 【神戸新聞社賞】幼児小学生の部 片岡穂夏(KIKUKO ART SCHOOL)小崎彪也(太子町立斑鳩小4)▽中学生の部 県立のじぎく特別支援学校おおぞら分教室
 【障害者スポーツネットひょうご賞】一般の部 原口拓也(森の木ファーム)▽幼児小学生の部 浜口柚成(太子町立斑鳩小4)
 【ひょうご障害者スポーツ指導者協議会賞】一般の部 大西久恵(尼崎市立身体障害者福祉センター)八島芳則(スマイルすずらん)池内英理子(ミニなでしこ)津名デイサービスセンター▽幼児小学生の部 関本智希(淡路学園)前田陽向汰(太子町立斑鳩小4)

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