飲酒後に車運転、ひき逃げで有罪判決 神戸市、職員を懲戒免職

2022/02/28 22:36

神戸市役所=神戸市中央区

 神戸市は28日、酒を飲んで兵庫県明石市内で車を運転し、事故を起こして女性に軽傷を負わせたなどとして有罪判決を受けた環境局垂水事業所の技術職員の男(34)を懲戒免職にしたと発表した。 関連ニュース 県職員が貯水槽の排水弁閉め忘れる 水道代600万円損害 市教委課長、スポーツ大会運営費など2200万円着服 「競馬や競艇に使った」 30年仲良かった上司に無言電話251回、きっかけは手作り昼食? 市職員を処分

 市によると、男は昨年12月10日夜から翌朝にかけて明石市内の飲食店で友人らと飲酒した上で、車を運転。自転車に乗った女性と衝突したが、「友人に事故を知らせるため」などの理由で現場を離れるなどし、適切な対応をしなかった。
 明石署は同11日、男をひき逃げの疑いなどで逮捕。神戸地裁明石支部は今月25日、懲役1年6月、執行猶予3年の判決を言い渡した。(名倉あかり)

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