ぽかぽか陽気で一気に満開 播磨灘望む綾部山梅林ようやく見頃 たつの

2022/03/14 18:40

見頃を迎えた綾部山梅林。来場客が春の陽気と甘い香りを楽しむ=14日午後、兵庫県たつの市御津町黒崎

 播磨灘を望む梅の名所、綾部山梅林(兵庫県たつの市御津町黒崎)で、梅の花がようやく見頃を迎えた。冬場の冷え込みなどの影響で、多くの木が例年より1週間から10日ほど遅れて満開となった。来園客を甘い香りでもてなしている。 関連ニュース 庭園の池彩るニシキゴイに新たな「天敵」出現 保護へ奮闘あの手この手 明石公園、切り株だらけに 「過剰な伐採」子ども名付けた木も 兵庫県「眺望妨げる」 イノシシの集団、公園の芝生を穴だらけに 爆竹や忌避剤も効果なし 被害急増に苦慮 兵庫・丹波篠山

 同梅林は1968(昭和43)年、丘陵地で植樹が始まり、現在は約24ヘクタールに12品種約8千本が植えられている。今年は2月11日に山開きし、早咲きの品種は咲いていたが、全体の7割を占める「玉英」などはここ数日の陽気で一気にほころんだ。
 開園は21日まで。午前9時~午後5時。入園料大人500円、小中学生400円。黒崎梅園組合TEL079・322・3551
(大山伸一郎)

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