濃度不足のコロナワクチン、6人に接種 神戸市、薄めたワクチンをさらに薄める

2022/03/15 22:50

新型コロナウイルスのワクチン接種=神戸市中央区港島南町2、市立医療センター中央市民病院(資料写真)

 神戸市は15日、市役所内に設けた新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で、誤って濃度が足りないワクチンを6人に打つミスがあったと発表した。 関連ニュース ワクチンで史上初の根絶に成功した伝染病・天然痘との闘い 幕末からの「種痘医」歴史をひも解く アナフィラキシー…アレルギー反応が4割 ワクチン健康被害、訴え127件 ファイザー製が足りなくなる 希望集中、交差接種巡って自治体が困惑 「モデルナ製も効果変わらない」

 疑いがあるのは13日午後1時半~4時半に接種した138人。既に薄めたワクチンを薬剤師が誤認し、さらに薄めて6人分の注射器に補充したという。
 市は接種時間帯が特定できないため全員に抗体検査を行う。(名倉あかり)
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