姫路城のサクラ咲く 平年並み、兵庫で今季初の開花

2022/03/25 12:32

姫路城三の丸広場の沿道で咲き始めたソメイヨシノ=25日午前、姫路市本町

 世界文化遺産・国宝姫路城(兵庫県姫路市本町)のソメイヨシノが25日、開花した。史上最速を記録した昨年(3月19日)より6日遅れたが、平年並みの咲き始めで、今後1週間から10日ほどで見頃を迎えそうだという。兵庫県内で今季初めての開花の確認とみられる。 関連ニュース ぽかぽか陽気で一気に 神戸でサクラ開花宣言 平年より2日早く 明石公園、切り株だらけに 「過剰な伐採」子ども名付けた木も 兵庫県「眺望妨げる」 姫路城眺め、こだわりの一杯を クラフトビール味わえるレストラン開業

 城周辺のサクラはソメイヨシノやシダレザクラなど約1600本。この日午前9時、三の丸広場の南側にある「基準木」の複数のつぼみが開いているのを、姫路城管理事務所の職員が確認した。
 姫路城では26日から4月10日までの間、三の丸広場の芝生エリアを一般開放する。新型コロナウイルス感染症対策のため、飲酒を伴う宴会の自粛やマスクの着用、間隔の確保などを呼びかけているが、散策は自由にできる。(大山伸一郎)

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