西日本初!ふるさと納税返礼品は「空の散歩」 気球に乗って地上150m、45分間飛行
2022/03/26 05:30
大空に飛び立つ気球=2021年12月、加西市内
兵庫県加西市は、ふるさと納税の返礼品に、気球で自由に飛行するフリーフライト体験を新たに加えた。地上150メートル以上まで上昇し、約45分間の「空の散歩」を楽しむ。寄付額は大人2人の搭乗で20万円。
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同市は2016年に「気球の飛ぶまち加西」条例を制定し、登録制度を設けて気球飛行を支援。市内外のパイロット53人が登録し、週末を中心に同市上空を飛んでいる。
フライト体験は農閑期の11月~5月上旬、旧姫路海軍航空隊滑走路の鶉野飛行場跡(同市鶉野町)などから早朝に飛び立つ。フライト時間45分のほか、準備などを含めて所要時間は2時間半~3時間。熱気球事業を手掛ける気球屋(三重県)が担当する。
同市によると、ふるさと納税の返礼品でフリーフライト体験を提供するのは、西日本初。ロープで固定する係留フライト体験は豊岡市が取り入れている。
寄付額は、大人3人の場合は30万円。5人の貸し切りで47万円。申し込みは楽天ふるさと納税サイトなどから。同市きてみて住んで課TEL0790・42・8764(敏蔭潤子)