〈彩前線2022〉憩いの水辺、春らんまん 西宮・夙川河川敷緑地

2022/04/04 17:05

見ごろを迎えたサクラ。水辺を散策する人たち=西宮市、夙川河川敷緑地

 歩いても歩いてもサクラが尽きない。兵庫県西宮市の阪急夙川駅を中心に、南北2・8キロに連なる夙川河川敷緑地の桜並木。水辺を渡る風は心地よく、ソメイヨシノなど15種計約1600本がつくりだす風景に息をのむばかりだ。 関連ニュース 夜桜と白鷺城、光の演出華やかに 夜間ライトアップ始まる 姫路 昭和の懐かしさに誘われて 桜華やぐ神戸・王子動物園のレトロ遊具 【動画】山あいの古刹に舞う「粉雪」 スポットライト浴びる大イトザクラ

 見ごろを迎えた花は、陽光にきらめく水面に向かって枝を伸ばす。川岸では子どもが元気に走り回り、大人はカメラ片手にシャッターをパシャリ。春らんまんの光景に心が和む。
 日没から午後9時まで、苦楽園口駅付近でのライトアップがあるが、夙川駅付近では夜間、花見はできない。昨年に引き続き終日、飲酒や宴会は禁止となっている。西宮市公園緑地課TEL0798・35・3611
(長嶺麻子)

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