〈彩前線2022〉小川覆う400本の桜並木 稲美町・曇川
2022/04/05 20:15
河原をピンクに染める満開の桜並木=兵庫県稲美町北山(撮影・吉田敦史)
桜並木が小川を覆うように咲き誇り、一面をピンクに染める。日が傾いて夕日が河原に差し込むと、周囲はより幻想的な雰囲気に。満開のサクラの下、きらめくせせらぎで親子連れが遊び回っていた。
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加古川の支流で、兵庫県稲美町北山地区を東西に流れる曇川沿い。川は古くから地元住民に親しまれ、桜並木は約30年前から10年以上かけて植えられた。今では両岸の約1キロにわたり、約400本のソメイヨシノが咲き誇る。
並木の周辺には町特産の大麦畑が広がる。冬場に出た芽が成長し、一面緑のじゅうたんのよう。見頃を迎えたサクラとの競演も楽しめる。今週末までが見頃という。
同町都市計画課TEL079・492・7900
(吉田敦史、辰巳直之)