土曜の三ノ宮駅、今年最多の人出 感染再拡大の恐れ?まん延防止期間から2割増える
2022/04/12 18:27
平日でも多くの人が行き交う三宮センター街=12日午後、神戸市中央区三宮町1(撮影・鈴木雅之)
新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が解除されて3度目の土日となった9、10日、JR三ノ宮駅(神戸市中央区)周辺の1日当たりの人出が、措置期間の土日平均より約2割増えた。飲食店の営業時間短縮が解除後、新年度を迎え、土曜としては今年最多の人出を記録した。兵庫県は感染再拡大につながらないか、懸念している。
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ソフトバンク子会社「アグープ」のデータに基づく。同駅周辺の人出は、措置期間(1月27日~3月21日)の土日の平均と比べると、今月9日が21%増、10日は13%増だった。特に9日は土曜としては今年最多の人出となった。
措置終盤の3月19~21日の3連休から人出は増加傾向になっており、その後、県内でも新規感染者数の下げ止まり傾向が続く。
県感染症対策課の担当者は「大型連休にかけて人出が増えれば、再び感染が拡大する可能性がある」と警戒している。(井川朋宏)