兵庫で新たに１５８０人感染４人死亡　県立西宮病院の職員クラスター

　兵庫県は２６日、新たに１５８０人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染者数が前日比で増加したのは６日ぶり。一方、直近１週間を平均した１日当たりの人数は１５０７・６人で、減少傾向が続いている。陽性が判明していた４人の死亡も明らかになった。 関連ニュース 神戸大病院感染制御部長「第７波に入ったと考えていいかも」　今後に向け訴えた対策 「増加の兆し」コロナ感染者数、下げ止まり　オミクロン派生株「ＢＡ・２」が４割に ワクチン３回目接種、オミクロン株派生型にも効果　神戸大など調査

　新規感染者の内訳は発表自治体別に、神戸市＝５５７人▽姫路市＝１６７人▽尼崎市＝１４４人▽西宮市＝１６４人▽明石市＝１０１人▽県所管分＝４４７人。県が公表していた伊丹市在住の感染者１人を取り下げ、累計は３７万９２９５人となった。
　県立西宮病院（西宮市）では、小児科の外来診療に携わる職員６人の陽性が判明し、クラスター（感染者集団）が発生したと認定。小児科は外来診療を縮小し、新規入院の受け入れを停止しているという。（小川　晶）
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