「もう限界」久元・神戸市長、ツイッターやめると投稿 フォロワー約3万人

2022/04/27 23:45

久元・神戸市長のツイッター画面

 神戸市の久元喜造市長は27日夜、自身のツイッターに「近日中にアカウントを削除します」と投稿した。事実無根の書き込みなどに悩んできたといい、「もう限界です。これまでありがとうございました」と締めくくった。 関連ニュース 「ふんぞりかえって市民の意見に耳を貸さない」 久元神戸市長が酔ってツイッター投稿、削除し陳謝 神戸市長のツイッター「暴き立てて何になる」に批判相次ぐ 感染者の行動巡り 「神戸市は兵庫県から独立する考えか」詰め寄る松井大阪市長、真っ向反論の久元神戸市長 都市制度でバトル

 久元市長は2013年7月からツイッターを利用し、フォロワーは約3万人。市政の情報や自身の考え方などを積極的に発信してきた。
 今回の投稿があったのは午後10時すぎ。「ツイッターを始めて9年近く。市政や神戸の情報発信のつもりでやって来ましたが、事実無根あるいは歪曲された書き込みに悩んできました」と心情を吐露した。
 米電気自動車(EV)大手テスラ最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏がツイッターを買収することにも触れ、「状況はさらに悪くなるでしょう。この辺りが潮時かもしれません」と書き込んだ。
 久元市長は神戸新聞社のこれまでの取材に対し、ツイッターの利用について自治体の情報を発信し、市民に直接思いを伝える手段としては有効であるため、「続けるという選択肢にならざるをえない」と話していた。(三島大一郎)

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