大学にワクチン接種の医師派遣へ 神戸市、若年層の接種促進

2022/04/28 21:01

神戸市役所=神戸市中央区

 神戸市は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で市内の大学などが団体接種を行う場合、打ち手の医師らを派遣することを決めた。市内の20代の3回目接種率は今月24日時点で22・9%にとどまっていることから、大学への支援で若者の接種を促す狙い。 関連ニュース 「副反応、大人と変わらない」 5~11歳の新型コロナワクチン接種の注意点は? 「マスク外していいよ」ってどうなっているの? 日米の出入国事情、学会で渡米した歯科医に聞いた コロナワクチン…5歳~11歳の子どもに接種する?悩む保護者たち「集団生活のため決断」「自分の副反応が辛かったので不安」

 昨年大学などで行われた職場接種では、ワクチンを打つ医療従事者らの確保が課題だった。
 今回の派遣対象は市内の大学、短大、専修学校。施設内に接種に必要なスペースやワゴン車2台分の駐車場所があることなどが要件で、1日当たり10~110人の希望者に接種する。
 派遣日は5月16日~6月3日の平日と、6月6~30日の毎週月、木曜。いずれも午後1時以降。希望日の1週間前までに申し込む。
 学生や職員のほか、大学が認めれば近隣住民の接種受け入れも可。市外在住者も接種でき、市民は接種券なしでも受けられる。
 大学からの申し込み、問い合わせは団体接種専用コールセンターTEL078・771・9400
(名倉あかり)
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