神戸市は、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で市内の大学などが団体接種を行う場合、打ち手の医師らを派遣することを決めた。市内の20代の3回目接種率は今月24日時点で22・9%にとどまっていることから、大学への支援で若者の接種を促す狙い。
昨年大学などで行われた職場接種では、ワクチンを打つ医療従事者らの確保が課題だった。
今回の派遣対象は市内の大学、短大、専修学校。施設内に接種に必要なスペースやワゴン車2台分の駐車場所があることなどが要件で、1日当たり10~110人の希望者に接種する。
派遣日は5月16日~6月3日の平日と、6月6~30日の毎週月、木曜。いずれも午後1時以降。希望日の1週間前までに申し込む。
学生や職員のほか、大学が認めれば近隣住民の接種受け入れも可。市外在住者も接種でき、市民は接種券なしでも受けられる。
大学からの申し込み、問い合わせは団体接種専用コールセンターTEL078・771・9400
(名倉あかり)
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