立民・泉代表が神戸で遊説 夏の参院選に向け「生活の安全保障」訴え 兵庫選挙区「勝ちに行く」

2022/05/01 19:55

夏の参院選を控え、通行人らに政策を訴える立憲民主党の泉健太代表=神戸市中央区元町通1

 立憲民主党の泉健太代表が1日、神戸市内で遊説した。夏の参院選に向けて教育政策などを訴え、「責任をもって国を担えるように経済も安全保障も語っていく。その中で生活者目線の政治を行っていきたい」などと意気込んだ。 関連ニュース 全国360万票、10月衆院選比例で「民主党」記入 「立憲民主」と「国民民主」同じ略称 立民「連携」秋波にも国民は独自候補の擁立模索 参院選・兵庫選挙区 旧民主に広がる温度差 西宮市長選で「散々だった」維新、戦略練り直し 「大阪色」の抑制、さらに「戦略的撤退も」

 泉代表は神戸・三宮で演説し、商店街を練り歩いた。元町の大丸神戸店前では、兵庫選出の衆院議員や参院選立候補予定者らと並んで演説した。
 泉代表は「今のままの政治で本当に良いのか。皆さんの声が届いているのか」と疑問を投げかけ、参院選に向け立民が掲げる「生活安全保障」を紹介。教育の無償化などへの取り組みとともに、生活者目線の安全保障の必要性を訴えた。
 兵庫選挙区(改選数3)の現職は自民党、公明党、日本維新の会が占める。演説後の取材に泉代表は「兵庫は当然取らねばならない選挙区。勝ちにいく」と述べ、連携の可否が鍵を握るとみられる国民民主党との関係については「他地域よりも丁寧なやりとりが続いている」とした。(高田康夫)

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