兵庫県産牛乳モーッと飲んで! 長引くコロナ禍で消費低迷、酪農家ら知事に支援訴え

2022/05/31 18:40

兵庫県産牛乳のPRに、牛乳を試飲する斎藤元彦知事(中央)=県庁

 牛乳の日(6月1日)を前に、兵庫県内の乳業メーカーの代表者と酪農家が31日、県庁に斎藤元彦知事を訪ね、県産牛乳や乳製品をPRした。新型コロナウイルス禍で消費が伸び悩む中、需要拡大への協力を呼び掛けた。 関連ニュース 闘病、コロナ禍、望郷…人生を歌に込めた460首 姫路の楠田立身さん、第6歌集「益城」出版 JR西、明石の新幹線車両基地の整備を断念「コロナ禍前の利用水準に戻らず」 市に伝達 コロナ禍に子猫をお迎え 警戒心が強く抱っこが苦手→ゴロゴロとリラックスする姿に家族みんなが癒される

 県牛乳協会(神戸市中央区)の大野保会長(63)は、この2年間、給食用や外食向けの消費が落ち込む現状を説明。「兵庫は西日本有数の酪農県。コロナの影響を受けながらも頑張る酪農家を支援してほしい」と求めた。
 酪農家の大田雅子さん(61)=小野市=や木曽耕造さん(66)=南あわじ市=は、後継者不足の問題に加え「最近は餌代や電気料金などの高騰も経営を圧迫している」と訴えた。
 斎藤知事は面会中に牛乳を計5杯飲み、「私も兵庫の牛乳が大好き。できる限りの支援を尽くし、いろんな形の消費拡大を図りたい」と応じた。(横田良平)

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