兵庫で新たに７００人感染　新型コロナ　前週木曜から１３８人減

　兵庫県は９日、新たに７００人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週木曜の２日から１３８人減少。直近１週間を平均した１日当たりの新規感染者数は２１日連続で減って６９６・６人となった。 関連ニュース 新型コロナ感染１０歳未満の女児が死亡　兵庫県内で初 コロナワクチン４回目接種、１０日から予約開始　兵庫県の大規模接種会場 基礎疾患のある１８～５９歳　４回目接種券配布で市町に差　３パターン、希望者混乱の恐れ

　新規感染者は発表自治体別に、神戸市＝２０４人▽姫路市＝５４人▽尼崎市＝７３人▽西宮市＝７５人▽明石市＝４１人▽県所管＝２５３人。神戸市では１人の死亡が確認された。
　また、９日までに県立淡路医療センター（洲本市）で職員６人の陽性が判明し、新たなクラスター（感染者集団）が発生。同センターによると７日に６０代と５０代の女性職員２人の陽性が分かり、同室で勤務するほかの職員約２０人にＰＣＲ検査を行ったところ、さらに２０～４０代の男女４人の感染が分かった。職種は非公表だが、患者との接触は少ない部署という。
　９日午前０時時点の自宅療養者は前日比２０７人減の５４０６人。県内の病床使用率は１２・６％（うち重症用は２・１％）となった。（井上太郎）
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