「体育、部活でマスク不要」兵庫県教委が各学校に徹底を指示

　熱中症で児童生徒が救急搬送される事案が全国的に発生しているとして、兵庫県教育委員会は１０日、体育の授業や運動部活動、登下校時にはマスクを外すよう指導することを各県立学校と各市町教委に通知した。 関連ニュース コロナ禍で筋力低下が要因か　相次ぐ熱中症、兵庫・尼崎で中学生２２人搬送　専門家「例年以上に警戒を」 神戸市内の小学校で児童１２人が熱中症か　体育でリレー中　６人搬送１人重症 尼崎の中学校で２２人熱中症で搬送　　体育大会の練習でマスク着けて行進

　文部科学省が同日付で各都道府県教委などに通知したことを受けた対応。これまでも同様の通知を３回しており「熱中症は命に関わる重大な問題。コロナ禍で児童生徒の体力が低下する中、気温や湿度が上がり始める時期は暑さに慣れておらず、配慮が必要」と再徹底を呼び掛けている。（古根川淳也）
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