兵庫県の防災アプリ改修「個人情報の流出なし」 北朝鮮の男性IT技術者が関与 運用は継続

2022/06/21 19:07

兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 中国在住で北朝鮮の男性IT技術者が兵庫県の防災アプリ「ひょうご防災ネット」の改修に関与していた問題で、県は第三者機関による検証を行い、その結果について「不正なプログラムやアプリは検出されず、個人情報の流出はないことを確認した」と21日発表した。アプリの運用は継続する。 関連ニュース その使い方大丈夫?寝ていた布団の上にタンスが! 「もしも」に備えた突っ張り棒 正しい使い方は 阪神・淡路の教訓「生の言葉」で伝え続け20年 人と防災未来センター コロナ禍で記憶継承が課題に 長すぎるお昼休み 職員7人を懲戒処分

 同アプリは県とラジオ関西が共同開発。2019年度に利用を始め、同社が保守管理を含む運用を受託した。同社はプログラム改修を大阪市内のシステム会社に再委託。さらに東京の別会社を通じて問題の技術者に発注され、報酬が支払われたことが5月に分かった。
 県とラジオ関西によると、安全性の検証は東京の情報処理サービス会社「S&J」に委託。個人情報を抜き取る不正なプログラムなどは確認されなかった。検証にかかった費用約200万円は、県の承認を得ないまま保守業務を再委託していたラジオ関西が全額負担するという。(金 旻革)

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