阪神・淡路大震災の教訓を伝える防災学習・研究施設「人と防災未来センター」(神戸市中央区)が27日、開設から丸20年を迎える。来館者は900万人を超え、国内外に減災の重要性を発信してきた。ただ、2020年度以降は新型コロナウイルス禍で訪れる人が減り、語り部が全国の人たちに体験を伝える機会が激減。記憶の継承が課題となっている。
施設は国の支援を受け、兵庫県が02年に西館、03年に東館を開設した。県外郭団体で公益財団法人の「ひょうご震災記念21世紀研究機構」が運営。設立時から河田恵昭・関西大教授がセンター長を務める。
西館には、震災資料約24万2千点を所蔵する資料室があり、震災を映像や音響で追体験できるコーナーを設ける。東館では今後の自然災害への備えを学べ、国際防災機関なども入る。
体験者による語り部ボランティアは02年の開設時、21人で始まった。団体向けに約30分話す「講話」は、同年度に958回(聴講人数4万5479人)だったが、その後、修学旅行生らのニーズが高まり、07年度は最多1586回(同8万2658人)に。元行政職員や消防職員、主婦らがそれぞれの経験を「生の言葉」で伝えてきた。
だが、コロナ禍となった20年度は都道府県をまたぐ移動の自粛が呼び掛けられたことも影響して199回(同9230人)、21年度も335回(同1万9680人)に激減。近年、50万人前後で推移していた来館者数も、緊急事態宣言による閉館もあり、20年度は約6万5千人、21年度は約13万人に落ち込んだ。
語り部は現在、兵庫、奈良県に住む40~90代の40人が担う。開設から21年度末までに講話は計2万3032回、聴講人数は121万8242人に上る。
今年10月22、23日には、内閣府などによる国内最大級の防災イベント「防災推進国民大会」(ぼうさいこくたい2022)が初めて兵庫県で開かれ、同センターが主会場となる。同センター運営課は「コロナ禍でもオンラインを活用し、全国に震災の経験を発信する機会になれば」と期待する。(上田勇紀)
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