副反応少ないノババックス製ワクチン 接種枠を700回分拡大 姫路、西宮で
2022/06/24 05:30
新型コロナウイルスのワクチン接種=神戸市中央区港島南町2、市立医療センター中央市民病院(資料写真)
兵庫県は23日、米ノババックス製の新型コロナウイルスワクチンについて、7月の接種枠を当初予定から700回増やし、計1820回分に拡大すると発表した。当初枠は既に受け付けが始まっており、6月22日時点で半数超が埋まった。追加分の予約は24日午前9時からコールセンターで受け付ける。
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ノババックス製のワクチン接種は6月1日に始まった。7月は県全体で計1120回分を予定していたが、他のワクチンに比べて副反応が少ないとされることもあって希望が相次ぎ、枠の拡大を決めた。
増枠は、県が設けた大規模接種会場2カ所。当初、姫路会場(姫路市西延末)が週2日、西宮会場(西宮市深津町)は週3日の計画だったが、ともに土日を含む週4日、各日50回とする。平日の実施日は姫路が火曜と水曜、西宮が月曜と木曜。県内では他に、神戸市内の医療機関(非公表)でも実施しているが、7月分の枠は既に埋まっている。
ノババックス製の対象は18歳以上。両会場とも初回、追加を問わず接種可能で、時間は午後2時半~5時。予約はコールセンターTEL078・361・1768(平日午前9時~午後5時半)
(田中陽一)
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