比例の票数、投票者より1票多く 兵庫・三田、確定3時間ずれ込む 参議院選挙

2022/07/11 05:42

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 10日に投開票された参院選の開票作業で、兵庫県三田市選挙管理委員会が集計した比例代表の票数が、投票者総数より1票多くなるトラブルがあった。比例代表の全票を数え直したが、1票多いままで原因は不明。「持ち帰り・その他」をマイナス1票として帳尻を合わせた。確定予定は元々、11日午前2時15分だったが、約3時間ずれ込んだ。 関連ニュース 「投票者数」に「当日有権者数」を入力 伊丹市選管、開票大幅遅れ 参議院選挙 期日前投票済みの有権者に再び投票用紙を交付するミス 神戸 「1票多い」午前1時から全票数え直し 兵庫・尼崎市議選「原因突き止められない」

 市選管によると、比例代表の投票者総数は5万1741人で、開票作業で確認した投票用紙は1枚多かった。市選管は11日午前2時半ごろから計測をやり直したが、結果は同じだった。市選管は「投票者総数や計測には誤りはなく、1票多い原因は不明」としている。
 三田市では2019年の市長選でも同様のトラブルがあった。(土井秀人)
【特集ページ】参院選2022

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