ひとり親の就労を支援 兵庫労働局が臨時相談窓口 市役所など県内52カ所に順次開設
2022/08/02 20:01
兵庫労働局が入るビル=神戸市中央区東川崎町1
兵庫労働局は8月、ひとり親の就労を支援する臨時相談窓口を、兵庫県内の市役所や町役場など52カ所に順次開設する。ハローワークを普段利用しない求職者にも支援の手を広げるのが狙い。
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8月は児童扶養手当の受給者が「現況届」を提出する時期に当たり、この手続きに合わせて就労の相談もできるようにする。現況届を郵送で手続きする姫路市を除き、全ての県内市町の庁舎で、30日までの間に1~8日間、それぞれ窓口で相談を受ける。
窓口では専門スタッフが、子育てと両立しやすい仕事を紹介し、面接や履歴書についても助言。個々の求職者に合わせた就職活動や勤務条件を提案する。同労働局の鈴木一光局長は「新型コロナウイルス禍での離職や収入減といった困り事もお聞きするので、気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかける。
各窓口の開設日時や場所は兵庫労働局ホームページに掲載している。同労働局訓練室TEL078・367・0801
(小谷千穂)