兵庫県内、北播磨地域中心に停電一時3000軒 大雨影響か

2022/08/05 20:15

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 兵庫県内は5日午後、大気の状態が不安定となり、県南部を中心に局地的な大雨や雷に見舞われた。一時三木市などで3千軒近くが停電した。 関連ニュース 焼き肉店で避難騒ぎ、高温の煙で停電に 加古川 停電に断水、食用品や乾電池はすぐ完売 台風被害に学ぶ備え 震災で存在感発揮した1台の公衆電話 尼崎で守り続け27年

 神戸地方気象台によると、福崎町で同日午後3時21分までの1時間に27ミリ、三木市で同57分までの1時間に24・5ミリを記録した。
 関西電力送配電によると、同日午後3時半時点で、県内約2730軒で停電が発生。三木市約2200軒、小野市約450軒などで、原因は調査中という。三木市では大型複合リゾート施設「ネスタリゾート神戸」でも2度停電があったが、いずれも短時間で復旧した。また市内の信号が消えた交差点では、警察官が手信号で交通整理した。
 同日午後2時45分ごろには、JR播但線福崎駅(兵庫県福崎町)の雨量計が1時間50ミリ以上の規制値に到達。姫路-寺前間で一時、運転を見合わせた。
 6日も県内は大気が不安定な状態が続き、局地的に激しい雨になる恐れがあるという。(上田勇紀、長沢伸一)

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