検査キット配布、市町でも受け付け 9日から尼崎や芦屋など10市町、順次拡大へ 兵庫県
2022/08/08 19:25
兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5
兵庫県は8日、無料配布している新型コロナウイルスの抗原検査キットについて、居住する市町でも申し込み受け付けを開始すると発表した。9日から尼崎、芦屋市など10市町で受け付けが可能になり、残る市町(神戸市を除く)も順次対応する。
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県は医師の診断なしに自主療養できる独自の「自主療養制度」を5日からスタート。それに合わせて2~59歳の軽症者に検査キットの配布を始めたが、初日は受け付け開始30分で上限の千個に達した。県によると、6、7日は1500個に増やしたが、10~15分で受け付けを終了した。
県の要請を受け、伊丹、川西市は8日から申し込みの受け付けと配送業務を始め、9日からは尼崎、芦屋、高砂、小野、加西、養父、宍粟市、神河町でも申し込める。一部の市町では希望者にキットの即日配送も行う。
国から県に配分される検査キット50万個のうち、神戸市分を除く計約37万個を県と市町に配分する。県では8日から、1日当たりの受付件数を2千個に引き上げている。担当者は「受付枠を可能な限り広げ、必要な人に検査キットを届けたい」と話している。(金 旻革)
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