参院選の選挙違反 兵庫県警が3件2人を摘発 警告は13件
2022/08/09 20:10
兵庫県警察本部=神戸市中央区
兵庫県警は9日、7月の参院選に絡む公職選挙法違反容疑で3件2人を摘発したと発表した。同法違反の警告は前回2019年の参院選よりも5件少ない13件だった。県警は同日、本部と46署に設置していた選挙違反取締本部を解散した。
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捜査2課によると、選挙期間中の7月5日未明、立候補者ポスターを破ったとして、神戸市長田区の無職男(72)を同法違反(自由妨害)の疑いで現行犯逮捕。別の場所でもポスターを破っていた疑いがあり、追送検した。また、同市東灘区の期日前投票所で、同伴者の投票用紙を使って投票した人物についても投票偽造の疑いで書類送検した。
警告の13件は、許可されていない場所でのポスター掲示やビラ配布などの内容だった。
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