汚水流出、基準値超える亜鉛など検出 関西電力の赤穂発電所

2022/08/16 21:29

神戸新聞NEXT

 関西電力は16日、赤穂火力発電所(兵庫県赤穂市)の汚水が海に流出した問題で、汚水から水質汚濁防止法の基準値を超える亜鉛やカドミウム、銅などが検出されたと発表した。周辺住民や海洋生物への影響は確認されていないとしている。 関連ニュース 関西電力の赤穂発電所 鉄分含む汚水、海中に流出 工場から消火剤が流出 2千リットルのタンク、リフトから落下で 神鋼石炭火力発電の環境アセス訴訟、住民ら再び敗訴 高裁、訴える資格認めず

 今年7月、機器を洗浄した汚水が排水用配管の亀裂から漏れ、約30立方メートルが海に流れ出た。関電は点検の頻度を高めるなど、再発防止策を徹底する。(森 信弘)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ