厳しい残暑、サルも水辺恋し 川の天然プールにダイブ、気持ち良さそうに泳ぐ姿も 佐用のパーク
2022/08/19 20:29
日中はまだ厳しい残暑。水辺で暑さをしのぐニホンザル=19日午後、兵庫県佐用町船越
高気圧に覆われて厳しい残暑となった19日、兵庫県佐用町の「船越山るり寺モンキーパーク」では川をせき止めた水辺でサルたちが涼をとる姿が見られた。
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施設は1963年開業。周辺に野生のニホンザルが生息しており、現在は80~100匹を餌付けしている。毎年夏には園内を流れる川をせき止め、サルたちのために天然のプールを設けている。
駐車場から10分ほど坂を上ったところにあり、かんかん照りの日は、サルたちが岸から飛び込んだり、水中に潜ったり。水と戯れる姿が来園客を楽しませる。
経営する大江真史さん(61)は「夏は山中より園内で過ごす時間が長く、観察しやすい。運が良ければ気持ち良さそうに泳ぐ姿も見られる」と話していた。
入園料は中学生以上600円、子ども200円。TEL0790・77・0214
(小林良多)