激しい雷雨の影響、姫路など5000世帯が停電 JR姫新線でも11本が運休
2022/09/01 20:40
信号機が故障し、交通整理に当たる警察官=姫路市香寺町恒屋(撮影・山本 晃)
前線や低気圧の影響で、兵庫県姫路市内は1日午後、激しい雷雨に見舞われ、大雨警報が発令された。中西播地域の広範囲でピーク時には約5千世帯が停電。市内では20カ所以上で、信号機が消えたり点滅したりする不具合が発生し、警察官が交通整理に当たった。
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関西電力送配電によると、午前11時から午後3時ごろにかけて、姫路、赤穂、相生、たつの市、神河、福崎町で断続的に停電が発生した。落雷の可能性が高いという。
気象庁によると、姫路市内では同日午後1時半までの1時間雨量が33ミリを記録。家島や上郡町でも午後の1時間雨量が30ミリ近くになった。
JR姫新線では、同日正午すぎに雨量計が規制値に達し、姫路-上月(佐用町)間などで一時運転を見合わせた。JR西日本によると、上下線11本が運休し、約千人に影響した。(井上 駿)