兵庫で新たに5011人感染、19人死亡 新型コロナ、減少傾向続く

2022/09/06 17:50

国立感染症研究所が分離した、新型コロナウイルスのオミクロン株の電子顕微鏡写真(同研究所提供)

 兵庫県は6日、新たに5011人の新型コロナウイルス感染と、19人の死亡を確認したと発表した。新規感染者は1週間前の火曜日(8月30日)と比べて1994人減。直近1週間の1日当たり平均感染者数も減少傾向が続き、5917・4人になった。 関連ニュース 新型コロナワクチン 西宮の大規模接種会場、17日から宝塚に移転 兵庫県のワクチン大規模接種、10月以降も継続 現会場はいったん終了、新会場設置へ 配布の検査キット「陽性率」2~3割、病院検査より低く

 発表自治体別の内訳は、神戸市=1512人▽姫路市=503人▽尼崎市=311人▽西宮市=216人▽明石市=259人▽県所管=2210人。6人の取り下げがあり、県内の累計感染者は93万8303人になった。
 6日午前0時時点で、病床使用率は53・5%(うち重症用21・1%)。県の「自主療養制度」の登録者は460人増え、累計2万3198人になった。
 県は、医療機関が保健所に出す「発生届」について、重症化リスクが低い感染者の記入項目を大幅に絞る運用を5日から開始。これに伴い、症状別人数の発表を6日から取りやめた。
 神戸市では高齢・障害福祉施設などで20件、医療機関で4件のクラスター(感染者集団)発生が判明した。(上田勇紀) 
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