尼崎市長選 維新が大原氏擁立を正式決定 馬場代表「総力を挙げて支援」
2022/09/09 22:00
尼崎市役所=尼崎市東七松町1
任期満了に伴う兵庫県尼崎市長選(11月13日告示、同20日投開票)で日本維新の会は9日、大阪市の党本部で常任役員会を開き、社会福祉法人理事長の大原隼人氏(44)を党公認候補として擁立することを正式決定した。
関連ニュース
【独自】姫路市長選 元財務官僚の榑谷氏が立候補へ 維新が支援検討 8月にも正式表明
カリスマからの脱却で注目「日本維新の会」初の代表選 豊田真由子が考える党勢拡大・全国化のカギとは
大阪府外で初の首長狙った維新、続く苦戦 参院選や来年の統一地方選へ戦略の再考も
維新が尼崎市長選に公認候補を立てるのは初めて。藤田文武幹事長は記者団に「厳しい戦いになると思うが、兵庫は大阪に次ぐ最大の重要拠点。地元に根付いた候補であり、総力を挙げて支援する」と話した。
大原氏は尼崎市出身で、関西学院大大学院を修了。同市内で認可保育園や小規模保育園を経営し、2018年に尼崎青年会議所の理事長を務めた。来春の統一選を見据えて今年1月に開講した「兵庫維新政治塾」の2期生という。
市長選には、稲村和美市長(49)の後継として、前教育長の松本真氏(42)が立候補を表明している。
(広畑千春)