拠点の大阪府外で初となる首長を狙い、27日の兵庫県西宮市長選に挑んだ日本維新の会。昨秋の衆院選で躍進した余勢を駆って臨んだが、現職に突き放され、今夏の参院選や来年の統一地方選も見据え、兵庫県内での戦略の再考を迫られる。
維新は2013年以降、大阪に近い阪神間の自治体を中心に議員数を拡大。昨年6月の尼崎市議選(定数42)では10人が当選し、第2勢力になった。県内で9人を擁立した昨秋の衆院選では、兵庫6区(伊丹、宝塚、川西市南部)で当選し、比例復活で残る8人全員が当選した。
ただ、首長選は苦戦が続く。宝塚市長選で2回、伊丹市長選で1回、公認候補を擁立したが落選。首長選の高い壁に党幹部らは「現職は大きな失点がない。衆院選でも県内では勝ち切れていない」と、国政での躍進を楽観視していなかった。
選挙戦では序盤に松井一郎代表(大阪市長)が西宮市内でマイクを握ったが、足を止める人はまばら。吉村洋文副代表(大阪府知事)も最終日に駆け付けたが、潮目は変わらなかった。
維新の県組織幹部は「われわれは守りの政党ではない。年内にある尼崎市長選を含め、今後の選挙でも挑んでいく」と強気の姿勢を示した。(土井秀人)
■投票行動に詳しい山田真裕・関西学院大教授(政治学)の話
現職が維新公認の新人を引き離して再選を確実にした。維新の政治に共感する有権者は阪神間で増えているのに、西宮市長選で伸び悩んだのは新型コロナウイルス禍も影響したのではないか。
しがらみのない政治を求めるのではなく、安心できるリーダーは誰かを問う選挙になった。
とりわけ社会不安が強い今にあって、維新の新人は政治経験が少なく、未知数な点が多かった。無党派層どころか維新の票も現職に流れており、これは有権者のリスク回避の投票行動とみることができる。
これに対し、現職は1期目が評価されたとも言えるが、有権者が「この人しかいない」と判断したかどうかは分からない。一般的に市長選は2期目が最も強いとされる。政治手腕が本当に問われるのはこれからだろう。(聞き手・西尾和高)
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