ガラス張りに格子状の壁 異彩放つ白亜の図書館 姫路
2022/09/29 11:59
読書の秋。書棚が並ぶ吹き抜けの空間に柔らかな日差しが降り注ぐ=姫路市広畑区正門通3
4階まで吹き抜けとなった開放的なたたずまい。ガラス張りと白い格子状の壁が異彩を放ち、来館者を非日常へといざなう。
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ユニークな空間が広がる兵庫県姫路市立図書館広畑分館(同市広畑区)。トレーニングルームやホール、カフェを併設した6階建てで、市民の憩いの場となっている。
市内に14館ある図書館分館の一つ。5年前には1階にも書架を置き、図書館のスペースを拡大した。
近未来感あふれる雰囲気だが、開館は1994年。市や担当した設計事務所によると「担当者が退職し、資料がない」と建築デザインの詳細は不明だ。利用者の女性(33)は「子連れでも気軽に足を運べて過ごしやすい場所。写真映えして気に入っている」と話す。
午前10時~午後6時。休館日は月曜と第3木曜日(土日以外の祝日も休館。月曜が祝日の場合は翌日休館)。広畑分館TEL079・238・1044
(坂井萌香)