待ってました!「黒枝豆」販売解禁日決まる 丹波篠山特産、大粒で甘み 「美味しんぼ」に登場、全国区に

2022/09/30 12:00

丹波篠山市特産の黒枝豆=丹波篠山市川北(2021年撮影)

 全国ブランドとなっている兵庫県丹波篠山市特産の「丹波篠山黒枝豆」の販売が10月5日に解禁されることが決まった。市が30日に発表した。一般的な枝豆に比べ、大粒で甘みが強いのが特徴。例年、市内各地の販売所や収穫を体験できる農園が多くの観光客でにぎわう。 関連ニュース 黒枝豆の新品種「ひかり姫」本格栽培へ 人気の「丹波黒」元に兵庫県が開発、茶色い斑点も少なく うま味や歯ごたえが売り 枝豆「デカンショ豆」夏の新名物目指す 丹波篠山 「枝豆戦国時代」生き残りへ 夏の定番目指す「デカンショ豆」 丹波篠山の若手農家らPR強化

 「丹波篠山黒枝豆」は、おせち料理の煮豆に使われる高級品種「丹波黒」を完熟前に、枝豆用に収穫した。10月初旬から約1カ月が旬の「秋の味覚」。グルメ漫画「美味しんぼ」に登場し、全国的に知られるようになった。同市は2006年から販売解禁日を設け、PRしている。
 市担当課によると、今年は平年並みの出来という。解禁日には産地である同市泉の農地で、セレモニーが催される。市農都政策課TEL079・552・1114
(堀井正純)

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