前日の雨が残した自然美 神戸の港で、天地に広がる秋空

2022/11/02 11:45

雨が生み出した「水鏡」の置き土産。空にも足元にも秋空が広がった=2日午前、神戸市中央区波止場町

 兵庫県内は2日、高気圧に覆われ各地で青空が見られた。神戸市内では前日の雨から一転、暖かな日差しが降り注ぎ、海辺で朝の散歩を楽しむ人たちの姿が見られた。 関連ニュース 夕景に浮かぶのは…「島」? 神戸の空に幻想的な光景 まるで宇宙基地 存在感放つターミナル 江戸時代から「映え」スポット? ため池にぽつんと浮かぶ神社人気 兵庫・姫路


 同市中央区のメリケンパークでは、前日の雨が残した水たまりがあちこちに。地面に顔を近づけて見ると、水鏡となって周囲の風景を映し込んだ。ミナト神戸のパノラマを映す大きな水たまりもあり、天と地、二つの世界に爽やかな秋空が広がっていた。
 神戸地方気象台によると、向こう1週間の兵庫県内は南部を中心におおむね晴れる見込み。北部は4日ごろ、北からの寒気の影響で雲が広がりやすくなるという。(秋山亮太)

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