ファミマの「無人決済コンビニ」公共施設に全国初の出店 伊丹市役所内、11月28日オープン
2022/11/02 16:40
伊丹市役所の新庁舎にオープンする無人決済システム導入のコンビニのイメージ(ファミリーマート提供)
28日に開庁する兵庫県伊丹市の新庁舎に、コンビニ大手のファミリーマート(東京)が無人決済システムを導入した店舗オープンさせる。購入する商品をセンサー付きのカメラが感知し、短時間での買い物が可能になる。無人コンビニの出店は全国の公共施設で初という。
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同社では、無人決済システムを他社に先駆けて導入。2021年3月に東京で初出店し、関東に7店(1日時点)を展開している。
同社と市によると、店舗は広さ92平方メートルで、新庁舎南西側の1階に設置される。店内に取り付けたセンサー付きのカメラで商品を認識し、精算機の前に立つと自動的に金額が表示される。飲料や弁当、菓子など約1700種類を取り扱う予定で、現金や電子マネー、QRコードで決済できる。
市は新庁舎整備のコンセプトの一つにデジタル化対応を挙げ、職員用カードに流通大手「イオン」が発行するICカードを導入するなどしている。
無人コンビニは新庁舎開庁に合わせ28日午前8時にオープンする。(久保田麻依子)