本堂に浮かび上がる「紅葉の絵画」 ドウダンツツジの公開が始まる 豊岡・安国寺

2022/11/07 19:40

本堂裏に広がるドウダンツツジの紅葉=7日午後、豊岡市但東町相田

 兵庫県豊岡市但東町相田の安国寺で7日、本堂裏のドウダンツツジの公開が始まった。深紅になる見頃は今週末の見込み。 関連ニュース 【写真】赤く染まるドウダンツツジ。裏山から眺めると… 【動画】パノラマの雲海と紅葉が競演 たなびく雲の切れ間に城下町 豊岡・有子城跡 兵庫最高峰・氷ノ山の紅葉見頃 朝日に映える山肌の紅、より鮮やかに


 樹齢160年以上とされ、裏山の斜面から垂れ落ちるように広がる枝葉は縦横約10メートルに及ぶ。本堂から眺めると、紅葉が額に納まった絵画のよう。日が差すと畳がほんのりと赤く染まった。
 この日も全国から多くの来場者でにぎわった。真田宗純住職(55)は「最近は寒暖差が激しくなり、緑の部分もすぐに赤くなりそうだ」と話している。
 22日まで(平日のみ)。午前8時~午後5時(入門は午後4時半まで)。拝観料は高校生以上500円。但東シルクロード観光協会TEL0796・54・0500
(丸山桃奈)

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