兵庫県豊岡市但東町相田の安国寺で7日、本堂裏のドウダンツツジの公開が始まった。深紅になる見頃は今週末の見込み。
樹齢160年以上とされ、裏山の斜面から垂れ落ちるように広がる枝葉は縦横約10メートルに及ぶ。本堂から眺めると、紅葉が額に納まった絵画のよう。日が差すと畳がほんのりと赤く染まった。
この日も全国から多くの来場者でにぎわった。真田宗純住職(55)は「最近は寒暖差が激しくなり、緑の部分もすぐに赤くなりそうだ」と話している。
22日まで(平日のみ)。午前8時~午後5時(入門は午後4時半まで)。拝観料は高校生以上500円。但東シルクロード観光協会TEL0796・54・0500
(丸山桃奈)