〈彩前線〉錦秋迎え、燃える並木 モミジバフウの色づき深く 三木山森林公園

2022/11/11 17:25

鮮やかさを増すモミジバフウを背に遊ぶ子どもたち=三木市福井、三木山森林公園

 赤や黄に色づいた木々を背に、子どもたちが駆け回る。兵庫県三木市福井の兵庫県立三木山森林公園で、モミジバフウの並木が錦秋を迎え、燃えるような色彩に染まっている。 関連ニュース 【動画】パノラマの雲海と紅葉が競演 たなびく雲の切れ間に城下町 豊岡・有子城跡 はらり、モミジのおふとん? 画僧・雪舟のお地蔵さん、夢で描く絵はもちろん… 丹波篠山・大国寺 本堂に浮かび上がる「紅葉の絵画」 ドウダンツツジの公開 豊岡・安国寺【動画】

 甲子園球場の20倍の広さを誇る同園は昭和30年代の里山環境を復元しようと整備され、1993年に本格オープンした。正門に近いイベント広場には約150メートルの園路に沿って41本のモミジバフウが並ぶ。
 名前の通り葉の形がモミジ(ムクロジ科)に似ているが、フウ科の落葉高木。今季は10月下旬から紅葉し始め、今月初旬に見頃を迎えた。色鮮やかな景色は今月半ばごろまで楽しめそうだという。
 午前9時~午後9時。水曜休園。同園TEL0794・83・6100
(吉田敦史)

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