兵庫で今季初、鳥インフル確認 たつの市の養鶏場、ニワトリ4・4万羽殺処分へ
2022/11/13 09:15
鳥インフルエンザ感染が確認された養鶏場で殺処分の作業に入る防護服姿の県職員ら=13日午前、たつの市内(兵庫県提供)
兵庫県は13日、同県たつの市の養鶏場で見つかった高病原性鳥インフルエンザへの感染が疑われる事例について、遺伝子検査で陽性を確認したと発表した。今季、全国の養鶏場などでの鳥インフル発生は9例目で、県内では初めて。
関連ニュース
【写真】鳥インフルエンザ感染が確認された養鶏場で殺処分の作業に入る防護服姿の県職員ら
「陽性です」飼育していた14万5千羽、全て殺処分 鳥インフル禍から再起の道のり
北海道で15万羽を殺処分 高病原性鳥インフル疑い
県は同日午前、対策本部会議を設置。対応を協議する。また、養鶏場で飼育する採卵用のニワトリ約4万4千羽の殺処分を始める。
県によると12日午後、同市内の養鶏場から通報を受けた姫路家畜保健衛生所が簡易検査した。その結果、死んだ5羽すべてと、生きている2羽中1羽が陽性だった。PCR検査でも13日朝、陽性を確認した。(井川朋宏)