「冬の使者」オシドリ、兵庫有数の越冬地に飛来 神戸・布引貯水池

2022/11/21 11:46

貯水池に集まったオシドリの群れ=神戸市中央区葺合町

 神戸市中央区の布引貯水池に、冬の渡り鳥オシドリが姿を見せている。色鮮やかなオスと暗褐色のメスが土手で羽を休めたり、水面で追いかけ合ったりと、山あいの静かな水辺をにぎわせている。 関連ニュース 昨年も→【写真】オシドリ麗しく、仲むつまじく 神戸・布引貯水池で羽休め 水辺に冬の使者 ため池にオシドリ飛来 川西 「渡り鳥にパンを与えてはいけないの?」これだけあるエサを与えてはいけない理由


 オシドリはカモの仲間。北・東日本で夏を過ごし、冬になると南下する。同貯水池周辺はえさとなるドングリが豊富な上、水辺に人が近づけないこともあり、兵庫県内有数の越冬地として知られる。
 朝夕の冷え込みは増してきたものの、21日朝の最低気温は神戸が14・0度、姫路が11・6度と平年を4~6度上回った。神戸地方気象台によると、しばらくは高気圧に覆われるため、来月にかけて気温が高い日が続くという。(中西幸大)

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