関西写真記者協会賞、神戸新聞が新人賞 報道展は3年ぶりに開催へ

2022/11/30 17:00

新人賞を受賞した「瞳に覚悟 夢舞台目指し」

 関西を中心とする報道各社のカメラマンでつくる関西写真記者協会(加盟74社、会員1060人)は30日、優れた報道写真と映像に贈る2022年度協会賞と各賞を発表した。新聞・通信の部で、本紙映像写真部の坂井萌香記者の「瞳に覚悟 夢舞台目指し」が新人賞に選ばれた。 関連ニュース 神戸からも見えた!皆既月食 惑星食と同時、442年ぶりの天体ショー 次は322年後 帰ってきた「夕焼けパンダ」でもマスク付き!? 5年半ぶり出現、明石・天文科学館 湖畔を朱色に染めるラクウショウ 風に揺れる葉は「鳥の羽根の形」! 三田・小野公園


 昨年11月から今年10月までに報道された写真や映像が対象。「瞳に覚悟-」は兵庫県内で唯一、芸妓文化が残る神戸・有馬温泉に入門した女性に密着し、優美な表情などを捉えた組み写真。テレビ・ニュース映画の部では、サンテレビジョンの「まるでピサの斜塔?!話題のツバメの巣」がニュース部門、「教師として 兄を思い伝える震災」が企画部門でそれぞれ金賞を受けた。
 最高賞に当たる協会賞は、新聞・通信の部は「安倍元首相銃撃犯確保」(奈良新聞)、テレビ・ニュース映画の部では「注文に時間がかかるカフェ」(関西テレビ)が選ばれた。
 受賞作などを紹介する「第65回新聞・通信・テレビ・ニュース報道展」が3年ぶりに開催される。7~13日にJR京都駅南のイオンモールKYOTO、来年1月13~19日に大阪市中央区の富士フイルムフォトサロン大阪で開かれる。入場無料。神戸での開催は見送りとなった。(大森 武)

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