芦屋市長選 現職伊藤氏、立候補を正式表明 再開発「やり遂げたい」と意気込む

2022/11/30 20:47

芦屋市役所=芦屋市精道町

 来年4月の兵庫県芦屋市長選に、現職の伊藤舞氏(53)が30日、再選を目指して無所属で立候補することを正式に表明した。市役所で会見し、2期目に向けて「教育や子育てをはじめ、質の高い行政サービスを提供する」と話した。 関連ニュース 【独自】芦屋市長選 高島崚輔氏が立候補へ 25歳、NPO法人理事長 再開発反対の市民団体、中川暢三氏を推薦 芦屋市長選 【写真】再開発事業の中断状態が続くJR芦屋駅南地区の周辺


 伊藤氏は保険代理店勤務を経て、2007年から市議を3期務めた。前回19年の市長選では、自民党推薦の元県議を593票差で破って初当選した。
 1期目は新型コロナウイルス対応が最大の課題だったとし、水道料金免除など市独自の支援策や市立病院の病床確保を実績に挙げた。公約の軸だった「市民との対話」は「コロナ禍で直接対話の場を十分持てなかった」とした。
 計画が2年間中断したが、今年3月に予算案が可決されて再び前へ進み始めたJR芦屋駅南の再開発については「将来への投資。必ずやり遂げたい」と意気込みを語った。(山岸洋介)

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