【独自】芦屋市長選 高島崚輔氏が立候補へ 25歳、NPO法人理事長

2022/11/30 21:00

高島崚輔氏

 任期満了に伴う来年4月の兵庫県芦屋市長選に、NPO法人理事長の高島崚輔氏(25)が無所属で立候補する意向を固めたことが30日、神戸新聞の取材で分かった。近く表明する見通し。 関連ニュース 芦屋市長選 現職伊藤氏、立候補を正式表明 再開発「やり遂げたい」と意気込む 再開発反対の市民団体、中川暢三氏を推薦 芦屋市長選 【写真】再開発事業の中断状態が続くJR芦屋駅南地区の周辺

 高島氏は大阪府箕面市出身。灘高校を卒業後、東大を経て米ハーバード大に進んだ。在学中の2019年に芦屋市役所でインターンを経験し、今年5月の卒業後、同市内に転居した。
 若者の海外留学や進路選択を総合的にサポートするNPO法人を運営し、環境やエネルギーを考える講座を同市内で開催。大手学習塾のアドバイザーとして全国の小中学生を支援する。
 高島氏は取材に「芦屋は世界で最も面白い都市の一つだが、若年世代の急激な減少や市民との対話不足でポテンシャル(潜在能力)が生かされていない」と指摘。「市民と市職員の間に立ち、魅力を引き出したい」と話した。
 同市長選を巡っては、30日までに元市議の大塚展生氏(64)と現職の伊藤舞氏(53)が立候補を表明したほか、市民団体が公募候補の推薦を決めている。(広畑千春、村上貴浩)

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ