阪神戦の名場面、もう一度 サンテレビが毎週金曜に特別番組
2020/04/21 13:24
特別番組を編成する「虎辞書なる!!~あの興奮をもう一度」(サンテレビ提供)
新型コロナウイルスの感染拡大でプロ野球開幕日が不透明となっている。関西の放送局は人気の「阪神タイガース戦」中継について、代替番組で対応を強いられる。サンテレビは虎党向けの特別番組「虎辞書なる!!~あの興奮をもう一度」を24日から5月22日までの毎週金曜(午後8時~9時24分)に放送する。開幕後の中継数も例年に近い数の確保を目指すとし、シーズン前にムードを高める狙い。(金井恒幸)
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プロ野球の12球団代表者会議が17日、オンライン会議で開かれ、新型コロナウイルス感染拡大で延期しているセ、パ両リーグの公式戦の5月中の開幕を断念し、交流戦の中止を決めた。
阪神は昨年、終盤戦の猛追撃で3位となり、クライマックスシリーズに進出。久々に勇姿をファンにアピールした。今年は矢野耀大(あきひろ)監督の2年目に注目が集まる。
サンテレビは1969年開局以来、阪神戦の試合開始から終了までの完全中継を看板にしてきた。半世紀余りで3400試合以上を中継。今季は他社とのリレー放送を含め、60試合を予定していた。開幕が延期された場合、火~土曜夜のナイター枠の穴を埋める時代劇などの代替番組の対応に悩む。
開幕延長を受けてサンテレビは、通常は試合の雨天中止時などに限って放送する「虎辞書-」を特別番組に変更。1回目の「チャンスを呼ぶ男 今岡誠」では2005年9月1日の中日戦、2回目の「最強のクローザー 藤川球児」では07年7月27日の横浜戦を振り返るなど、名場面を届ける。編成部担当者は「今後は球団と話し合い、できるだけ多くの放映数が確保できるようにしたい」と話す。
MBSラジオも長年、タイガース中継に力を入れる。ナイターを中心に試合終了まで放送してきた「MBSベースボールパーク」(火~日曜午後)は、金村義明、金本知憲、藪恵壹の3人が同ラジオの専属解説者として続投。今季からテーマ曲も作った。現在は代替番組で対応中だが、編成部は「開幕すれば通常通りの中継ができるよう準備する」と待ち望んでいた。