田中将ら代表24選手発表 東京五輪「目標は金」

2021/06/16 21:18

 東京五輪で金メダル獲得を狙う野球日本代表の稲葉篤紀監督(48)が16日、東京都内で記者会見し、代表に内定した24選手を発表した。米大リーグから今季、プロ野球楽天に復帰した田中将大投手(32)や巨人の坂本勇人内野手(32)=ともに伊丹市出身=のほか、ヤクルトの山田哲人内野手(28)=豊岡市出身=や新人でただ一人選ばれた広島の栗林良吏投手(24)らが代表入りした。 関連ニュース 【東京五輪】コロナ禍の五輪日誌-開幕まで1週間の葛藤 地元のオリンピアンが帰ってきた 東京五輪重量挙げ代表・山本選手 「応援が励み。パリではメダル目指す」 東京五輪陸上男子1600Mリレー池田選手「悔しさ経験し今がある」小中生にエール

 稲葉監督は代表選手を1人ずつ読み上げ「目標は金メダル。その目標を実現するための24人に声を掛けた」と力強く語った。投打の軸として期待されるオリックスの山本由伸投手(22)と広島の鈴木誠也外野手(26)ら継続して代表に招集されている選手に加え、阪神の青柳晃洋(27)、岩崎優(29)の両投手、西武の平良海馬投手(21)ら6人が初選出となった。
 東京五輪の野球は7月28日に福島市の福島県営あづま球場で幕を開け、決勝は8月7日に横浜市の横浜スタジアムで行われる。

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