ヴィッセル、ホームで大勝 横浜FCに5-0

2021/06/23 20:02

神戸-横浜FC 後半17分、ハットトリックを決めて駆けだす神戸のFW古橋享梧=ノエビアスタジアム神戸(撮影・吉田敦史)

 明治安田J1リーグ第19節第3日の23日、ヴィッセル神戸は本拠地ノエビアスタジアム神戸で横浜FCと対戦し、日本代表FW古橋がプロ初のハットトリックを達成し、今季通算13ゴールで得点ランキング単独首位に立った。神戸は5-0の大勝を収め、2連勝。9勝7分け3敗の勝ち点34とした。 関連ニュース 【写真】先制ゴールを決め、雄たけびを上げる神戸のFWドウグラス 古橋が初のハットトリック 得点ランク単独首位 ヴィッセル神戸、営業収益6割減も社長「勝つための補強は行う」

 古橋は1-0の前半31分、イニエスタの絶妙な浮き球パスに抜け出すと、右足シュートで2試合連続となる11点目を決めた。すると、そのわずか3分後、イニエスタの縦パスを受けた山口がサンペールとのワンツーで抜け出し、中央への折り返しを再び古橋がゴールに押し込んだ。ベンチに退く直前の後半17分にはサンペールの精密な縦パスに抜けだし、右足で冷静に右隅に流し込んだ。
 これで12得点を挙げている札幌のアンデルソンロペス、川崎のレアンドロダミアンを抜き、単独トップに。1シーズンの自己最多は昨季マークした12得点だったが、記録を更新した。
 試合は序盤のピンチをGK前川の好セーブでしのいだ神戸が前半26分、左CKからドウグラスのヘディングシュートで先制。古橋の3得点や菊地のゴールで横浜FCを突き放した。

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